物理学会に企業ブースを出展してきました!
アカデメイアのHzです。
ちょっと遅くなりましたが、日本物理学会に企業としておカネを払って初参戦してきたので、その様子をレポートしたいと思います。
日本物理学会ってなんですの?
そもそも学会とはなにかというと、ある同じような領域の研究をしている人たちがあつまって、成果を発表し合い、そのことについて話を聞いたり、質問したり、議論したりして分野を発展させていくような営み、なのですが、まぁ研究者にとっては「成果をまとめるモチベーション」として存在していることでしょう。
日本物理学会は、日本中の物理学者を集めるまぁ巨大な学会です。年次大会と秋季大会(春のこともある)があり、年次大会は物理学全分野大集合! となるわけですが、秋季大会では素粒子・核物理・宇宙線屋さんたちと物性屋そのほかとが別の会場で行うイベントになっています。
今回はそんな秋季大会の物性屋さんが集まるほうに参加してきました。
はじめての学会参加! 日本物理学会 2022年秋季大会(物性)
2022年度の物理学会、秋季大会(物性)は9/12-15の日程で、東京工業大学にて開催されました。企業展示は体育館のポスターセッション会場で、はじめの3日間を使って行われました。
今回学会に参加することにした理由は3つほどありまして、1)物理をやっている(とくに物性分野で)人たちにアカデメイアを認知してもらいたい、2)学生さんや先生方と知り合って、情報提供等をし合う良い関係を築きたい、3)困っている人がいるならたすけたい(仕事として)、ということを考えて出展しました。
ブースに来ていただいて感謝です!
お陰様で企業ブースには様々な方にご来場いただくことができ、50人を超える方々と知り合うことができました。現地ではAkaiKKRや機械学習(マテリアルズインフォマティクス)、実験の自動化や3Dでの物質系展示についての話に花が咲き、盛り上がることができました。多くの学生さんにも足を止めて話を聞いていただきました。ご来場いただいたみなさんには、わかる範囲でお礼のご連絡をさせていただきました。今後ともお力になれることがあれば幸いです。
弊社社員の大学時代の知り合いなどもご来場くださり、思いがけず旧交をあたためることも出来ました。
展示の仕方には改善の余地が多くありました。今回が初の出展だったので、ポスター1枚とチラシ類、ルッキンググラスによる簡易的な結晶構造の3D展示に留まりました。少なくとも今後ポスターはしっかり2枚作っていこうと思います。さびしくないブース、目をひくブースの作り方を研究していきたいですね。
学術の世界を応援したいアカデメイアとしては、これからも各種学会にブース出展を考えています。研究者のみなさんが、データ処理や物質の計算、材料探索、事務や教育などで困ったときに相談いただけるような会社になるべく今後もやっていきます。またどこかでお会いすることがあれば、ちょっとだけ訪れてお話いただければ嬉しいです。
それではまた新たなる地でお会いしましょう……
脈絡はないけれど東工大の絶景(?)
小ネタ